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色の視認性

下のイラストを比べてください。
イラストや文字の色は同じでも、背景色が変わるだけで見やすかったり見にくかったりするのがお分かりですか?
このような配色による色の見えやすさのことを「色の視認性」といい、これには明度差(明るさの差)が大きく影響します。
看板やサイン、広告ポスターなどの場合は特に、視認性のよい配色を使うことでカラーコミュニケーションとしての表現効果が高まります。
一般的には、明るい色と暗い色のような明度差が大きい組合せほど見やすく(例:下図D・F・I)、明度差が小さい組合せほど見にくくなります(例:下図B・E・H)


また、赤と緑は補色配色なので目立って見やすいと考えがちですが、実は赤と緑の明度がほぼ同一である上にグレア(※)が生じるために、却って見にくいのがこの配色です(下図J)。
このような場合には、片方のトーンを変化させるか(下図K)無彩色の縁取りを加えるなどのセパレーション効果を取り入れる(下図L)ことで、ぐっと見やすくなります。
※ グレア:補色同士の場合などにおこる、ギラギラと眩しく感じるような見にくさ


壁紙やカーテンをオーダーする際に、見本帳などで何度も確認したにもかかわらず、実物の方が鮮やかに感じられて自分が思い描いていた仕上りのイメージと異なってしまった、なんていう経験はありませんか?
このように、同じ色でも使用する面積の大小によって色の明度や彩度の見え方が変化することを「色の面積効果」といい、大面積で使用する色を選ぶ時には知っておくと便利です。
大きな面積になるにつれて、明るい色はより明るく鮮やかに、暗く落ち着いた色はより重く沈んで見え、プリント柄など多色配色のものは、よりくどく見えます。


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2010年03月18日 16:41に投稿されたエントリーのページです。

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