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ずっと愛される家づくりから街づくりへ

一軒の『家づくり』は、『まちづくり』へつながります。

二十年経ってただ古いと感じさせる住宅と、年月とともに魅力が増してくる建物があります。
『その差はいったいなんだろう?』と思ってくれる人たちが北海道にたくさんいてくれたら、この街は素敵(すてき)な街へと変わっていくに違いありません。

日本の素晴らしい文化にあこがれて、京都、奈良には世界中から観光客が来ます。
北海道には素晴らしい第一次産業の産物と、四季に合わせて移り変わりの美しい自然の景色があります。
そこに調和する建物に溢れていたら、きっと北海道は世界中の人々の憧れの場所になります。


施主さんの一番の希望は「ほかにない家」。
近隣の家とは対照的に北側の道路面を窓のない壁面にし、ポリカーボネートのテラスを提案しました。
テラスから漏れる家の灯(ともしび)が街並みを照らし、個性を際立たせています。
広告代理店のお勤めの施主さんは、「こんな椅子を置きたい」など意匠に強いこだわりをお持ちの様子で、着工前の打ち合わせも大いに盛り上がりました。
テラスで過ごす時間を楽しんでいらっしゃると聞き、設計者の私も喜んでいます。


家からのポリカーボネイト越しの光がまわりの住宅への外灯のかわりにもなります。



ポリカーボネイトの扉は360度回転して45度90度135度180度と角度を変えることができます。
東側にあるテラスはお隣の家と接近しているのでプライバシーを保ちながら光を取入れられるテラスになります。
暖かい日のランチは最高です。



リビングダイニングの天井は3.3メートルをとり空間に広さを感じられます。
左手にテラス。



オープンキッチンはいつも家族との近い距離を大切にします。
家電も食器棚に隠しすっきりと納めています。


ヨーロッパへ行くと、空港から目的地へ向かう道中の街並みからドキドキワクワクさせられます。
それにくらべて、新千歳空港からJRで札幌駅へ向かうあいだの車窓から見える街並みは、何だか居眠りしてしまいそうな建物ばかりです。
札幌の街中を走る観光バスのツアー客も、キラキラした目で街並みをみている人はいません。
ただ目的地へ向かっている道中でしかないのです。



建設費も燃料費も抑えたエコ住宅をつくりました。
マイホームの夢は諦めないで相談してください。
ちなみに年間暖房費は5万5千円程度です。



高低差のある土地に有効利用して建てました。
フロントガラスの部分はテラスになります。


日本人の意識の中に、人と同じが良いという感覚があります。
「会社が大きいから」「メディアでCMをしているから」というところで安心感を求めて、家を買い求める人が多いようです。
「建てた時の安心感」「みんなと同じ」も大切ですが、住む家族がそれぞれ違うように、家もそれぞれ違う顔を持って良いと思います。
北海道の住宅の性能レベルは日本一です。
ほんのごく、ごくわずかに反する施工会社があるのかもしれませんが…。
建てた家にこれから50年住むと考えたら、もう少し自分の家へのこだわりや愛着を持って、建築家に存分に話してください。 HOUSE SJ Photo SAKAI Koji



名寄市の郊外に建つ住宅です。
神社の近くで背景に緑がたくさんです。
北側がキャンパスのような白い壁とコンクリート打ち放しの外壁の3面の異なる壁面ラインから構成するプロポーションです。


各部屋のイメージをしっかりとお持ちの施主さんで、玄関は温泉旅館のように広く、リビングは狭く、キッチンの収納には扉はいらないなどと具体的に注文されました。
また、以前住んでいた家の良くない部分について、よく話をしてくれましたので、新しい家にはその点、気を使いました。
「チープな材料を使ってほしい」との要望でしたので、天井の材料は構造材の針葉樹合板に塗装をし、照明器具も電球の見えるものを使用しました。
外観は、3種類制作した模型の中から、工場みたいなのこぎり屋根のカタチを気に入っていただきました。
新しい家でお会いした施主さんの顔つきは、何となく以前より幸せそうでした。
そんな表情を拝見しながら、日々の生活環境って大切だとつくづく思います。



工場のような、のこぎり屋根の外観



薪ストーブのある広い土間の玄関



北海道産の唐松と木毛セメント板を使った音楽室


「材料も木を使いたい」「土壁にしたい」「なるべく道産材を使いたい」「金属系の材料を使いたい」など、建築雑誌や通勤途中に素敵な家をみつけたら、「誰が設計したのかしら?」とインスピレーションも働かせて建築家探しをしてください。
自分のため、家族のために快適な空間の家を建築家が設計するようになると、きっと街並みに吹く風も素敵なものになります。 HOUSE Y



この家は昭和34年に建てられました。
その後、平成16年に持ち主が替わり、当社でリノベーションしました。
もともと素敵な外観でしたので、保存の意識で設計しました。



絵画の収蔵庫だったところを、オーディオや読書に集中できる大人だけのセカンドリビングに変身させました。


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2010年01月08日 15:23に投稿されたエントリーのページです。

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