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照明計画の立て方

住まいを計画する上で内・外装、インテリアとともに重要なのが照明計画です。
今回は、あかりをテーマに「種類」や「高さ」について考えていきます。

今までのツガマサ色に替え、エッセン色を新たに設定。
洋室との統一感のある自然なつながりが表現され、ショコラーデ色と同じように表現できる空間が広がりました。



≪蛍光灯≫
昭和20年代以後の日本の一般家庭では蛍光灯が多用されてきました。
蛍光灯は光源(蛍光灯のランプや白熱灯の電球など光を発する源)の中でも、最も手軽に効率よく「あかるさ」を得られ、光を拡散させる性質を持っているので、広い範囲を明るく照らすことができます。
陰ができにくく物をフラットに見せるので、家事作業などに適した全体照明といえます。

≪白熱灯≫
蛍光灯の全体照明と比較すると、白熱灯は一点を照らす性質を持っているため陰ができやすく、物を立体的に見せるので、癒しの空間を演出したり、料理をおいしそうに見せたりする効果があります。
赤、だいだい、黄などの色を強調させるという特徴もあり、ダイニングテーブル上のペンダントライトなどは部分照明といえます。

あかりの色は、青白い光でやや冷たい感じの蛍光灯と、赤みを帯びた温かい光の白熱灯に分けられます。
あかりの色によって、くつろぎややすらぎ、活気や陽気、躍動など、心理的にさまざまな影響があるので、照明計画を立てるときには、生活のさまざまなシーンで、どちらの色が適しているか考慮されるとよいでしょう。


次に照明器具の種類と取り付け位置、光の高さについてです。
照明器具には図1のように、天井付け器具(シーリングライト・シャンデリア・ペンダント)、壁付け器具(ブラケット)、埋め込み器具(ダウンライト)、置き型器具(スタンド)などがあります。


[出典:「ライフスタイルプランナーハンドブック」(輸入住宅産業協議会発行)から。]

1つの部屋でいろいろな動作が考えられる場合は、全体照明(天井付け)と部分照明(壁付け・置き型)を併せて計画するとよいでしょう。
「必要なところに必要なあかり」という考え方で、目的に応じて照明を用い、家具のレイアウトやライフスタイルに合わせ「楽しさ」や「くつろぎ」を演出する照明計画をおすすめします。

全体照明で明るくなりすぎる空間を暗くしたり、色を変えたり、陰を作ったりする場合の具体的な方法については、照明のカタログやグラビアを参考にされるとよいでしょう。
くつろぎたい場所では、光の位置を低くするほどリラックス度が増してきます。

手がけた物件の中から寝室と廊下の2つの例を紹介します。
寝室(写真1)では、ベッドの脇に光が上下に出るタイプのスタンドを置き、壁面の陰をインテリアの一部にしてみました。
また廊下(写真2)では壁付け型のブラケットを取り付け、天井埋め込み型のダウンライトとブラケットでホテルの廊下をイメージしてみました。
単調なスペースですが器具のデザインでグレード感と癒しを演出しています。

キッチンや書斎などの活動の場には蛍光灯、リビングや寝室などの休息の場には白熱灯というように、インテリア計画とともにいろいろな生活のシーンを想像しながら照明計画を立ててはいかがでしょう。
天井付けのシーリングライトを消して置き型のフロアスタンドやテーブルスタンドだけで過ごすのもリラックスしたいときにはおすすめです。


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2010年01月26日 14:17に投稿されたエントリーのページです。

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