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機種選びは「統一省エネラベル」をチェック

家電の中で消費電力量が多いのはエアコン、冷蔵庫、テレビなどです。
この3種には「統一省エネラベル」という制度があります。
これはある一定の年度と比べてどれだけ省エネが達成されているかという目安です。
省エネ基準達成率は100%以上ならグリーンマーク、未達成はオレンジのマークで、省エネ性能が高い順に5段階の星の数で表示されています。
また、年間の目安電気料金も表示されているので、この金額が安ければエネルギー消費効率が良いよ考えていいと思います。

エアコンにも標準機種と省エネ性のすぐれた高級機種があります。
人が集まり長時間いることの多いリビングなどの部屋には高級機種がおすすめですし、ときどき使うような客間には標準機種でも良いと思います。
高級機種のほうが、運転能力の幅が大きく、冷暖房し、細やかな運転で温度を一定に保つ能力にすぐれて良いのですが、購入価格は高めなので、ランニングコストの関係を考えて選ぶのが良いでしょう。

 


最近の家は高気密・高断熱になってきていますが、『夏を旨とする』日本家屋のように通気性の良い家とでは冷暖房効果が異なるので、部屋の広さに適したエアコンの性能を選ぶということは非常に大切です。
製品のカタログに【○畳から○畳】冷暖房の「畳数の目安」が書かれていますが、これは適した部屋の範囲ではありません。
建物の構造や部屋の向きによって適用畳数が異なることをあらわしています。
左側の数字は木造・平屋(南向き和室)の場合、右側の数字は鉄筋マンション(南向き洋室)の場合となります。
この表記はメーカー側では当たり前のことなのですが、消費者には浸透していないと思います。
カタログの読み方にはぜひ注意してください。

エアコンの寿命はだいたい10年から12年といわれていますが、10年前と最新機種とでは省エネ性と冷暖房能力が格段に違います。
この12年で約40%も省エネになっています。
エアコンはヒートポンプという技術を使って空気の熱を移動させ冷房や暖房をします。
少しの電気で、空気の熱を上手に利用するため効率よくエネルギーを使えるのです。
この技術は電気給湯器エコキュートや洗濯機にも利用されています。

以前はエアコンのことをクーラーといって冷房専用でしたが、最近は暖房能力が飛躍的に向上し、夏は冷房、冬は暖房、春は空気正常、梅雨時には除湿と1年を通して部屋を快適に保つ家電になりました。


除湿のしくみを正確に理解している人は少ないと思います。
実は除湿をするには、必ず空気を冷やす運転が必要です。
今までの除湿は弱冷房のことです。
たとえば冷たいコップに水滴がつきますよね。
冷たいコップの表面に空気中の水分が結露し、その水分が減るので湿度が下がる、これが除湿のしくみです。
素早く除湿したいのであれば、冷房をかけるのが一番です。
ただ室温は弱冷房の除湿より下がるので、湿気が取れたと思ったら消すという使い方でもいいかもしれません。

最近では再熱除湿付きのものも出てきました。
これは室温を下げずに除湿もしっかりできますが、冷房で多くの除湿をした後、再び空気を暖めて室温を下げないようにしているので、快適性が高い分、消費電力量は若干上がります。

また、エアコンを使用する際には扇風機との併用をお勧めします。
冷たい空気は下に、暖かい空気は上にたまりやすいので、撹拌してあげると効率的です。
くらしのラボで調べたところ、冷房設定温度を26℃から1℃上げて扇風機と併用すると扇風機の消費電力量を加えても約10%、2℃上げると約20%省エネになりました。




エアコンのフィルターについては、ホコリなどが詰まると冷暖房能力が低下します。
2週間に1度の掃除が目安で約10%の消費電力の違いがあります。
しかし、エアコンは高いところに設置されているので、2週間に1度というのはかなり大変だと思います。

そこで、最近の機種にはフィルターの自動掃除という機能がついています。
たとえばある機種には、フィルターの上を掃除機のように移動してホコリを吸う機能があり、何時間かエアコンを使うと自動的に掃除をするようプログラミングがされています。
この場合、ホコリは配管を通して屋外に排出されます。
また、ある機種にはフィルターのホコリをブラシでこすり取り、ダストボックスにためる機能があります。

室外機の周りの整理整頓も大切です。
室外機前の空気の通りを悪くしてしまうと約20%も効率が下がります。室外機の前にはものを置かないこと。

また、最近の機種には、室内機やリモコンに消費電力量や電気代、CO2排出用などを表示するものもあります。意識して使えば、消費電力を減らせて、CO2も削減、電気代も減らせ、環境に良いくらしができます。


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2009年10月01日 14:37に投稿されたエントリーのページです。

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