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植物の新芽も一斉に顔を出し始めますが、同時に厄介な雑草も勢いよく芽吹きます。
草の手入れは、日ごろ、目につく部分は気をつけていても、建物脇など、あまり使われないデッドスペースは怠りがちになってしまいます。
そのためにも、雑草は「伸びてから」ではなく「生える前」に対処し、できるだけメンテナンスを省けるようにしましょう。
そこで今回は、デッドスペースの雑草解決例をご紹介します。

『化粧砂利と透水シート』
雑草から開放される代表的な方法は、砂利やレンガ、枕木などで土の面を隠すことです。
砂利やレンガの下には必ず、雑草の生育を抑えるため、「透水シート」を敷きます。
透水シートはいろいろな種類がありますが、ハサミでカットできる素材がお勧めです。
<写真>左は施工前、右は施工後です。

施工前:建物横のスペースは隣家の影になり、一雨ごとに雑草やコケが生え始める。
施工後:裏庭への通路の機能を重視し、飛び石風に平板を並べ、砂利の色を2色にして見た目のアクセントを付ける。
砂利の下にはどの場合でも必ず透水シートを敷くので、雑草はほとんど生えない。
殺風景にならないように塀側に低木を植える。

施工前:砂利の下からスギナが出始めている。
左のマツが大きくなり過ぎて雑草が取りにくい。
施工後:日当たりの良い場所なので思い切ってマツを抜き、植栽スペースに変える。
ここは玄関(写真手前)から庭へのアプローチにもなっているので、レンガを敷いて歩きやすくする。

施工前:手前から奥に行くに従って下がっている傾斜スペースのため、雑草を取ると土が流れてしまう。
午後からの日当たりも良いので、雑草の成長も早い。
施工後:勾配(こうばい)のある地面を階段状にして平らな面に変え、最も日の当たる所を枕木で囲んで菜園コーナーに。
一段ごとは平らなので砂利も流れない。
短くカットした枕木を敷くと歩きやすくなる。

施工前:年数が経って建物周辺の砂利が沈み、雑草と混ざってしまった。
また、手前の方が低いので、雨で砂利もこぼれてしまう。
普段通らないこのようなデッドスペースの手入れはおろそかになる。
施工後:枕木で傾斜を階段状のに変え、砂利がこぼれないよう平らにする。
整地した時に出た小石で縁止めした小さな植栽スペースには、日陰でも育つ植物を植える。
もともとあった丸太の輪切りをアクセントに埋めて、全面を砂利敷きにする。

施工前:写真奥の玄関から手前の庭への通路。
道路からもよく見えるので、小まめに雑草を取るようにしていたが、中腰の作業が年々負担になってきた。
施工後:弱った木を抜き、イエロー系の化粧砂利を敷きつめ歩く部分に枕木を並べる。
雑草取りの負担もなくなり、玄関まわりが明るい雰囲気になる。

施工前:屋根の雪を落とすためのスペース。
写真奥に、日当たりの良い広々とした庭がある。
施工後:まず雑草を全てスキ取ってある程度整地し、砂利を5cmの厚さで敷きつきめる。
将来、夏場の駐車スペース用にアスファルト舗装や枕木敷きにする際は、砂利をよけるだけで済む。

施工前:玄関ホールの坪庭。
雑草を取るたび腰をかがめて降りなければならず、数カ月放置しただけで雑草が下草を覆いつくしてしまった。
夜は死角になってしまう。
施工後:低木以外の植物を全て拭き取り、白い化粧砂利で土の面を覆う。
アクセントと防犯を兼ねて中央に照明を付ける。
雪が積もる場所なので、照明器具はコンセントを付けておけば冬囲いの時に外す事ができる。

施工前:建物のくぼんだ空間にインターロッキング(コンクリートの表面に着色した物)を敷いていたが、目地から雑草が生え始めてしまった。
また、建物との間は砂利のため、天然素材のレンガに変えて、建物との隙間をなくすようにレンガを敷きつめる。
素材を変えたことで庭に溶け込んだ空間となり、隙間もなくしたので、ベンチやテーブルを置くこともできるレストコーナーとして利用できる。

施工前:建物とフェンスで囲まれた狭い植栽スペースは、人が入りづらく手入れができなかった。
施工後:植栽をやめてレンガ敷きの変え、駐車スペースに。
道路越しの見た目も考慮して樹木を1本植えてアクセントをつける。

施工前:玄関の入り口部分。
コンクリート平板の間隔が広すぎて歩きにくい。
また、砂利部分の掃除がしにくく、植栽スペースに鉢(はち)を飾っても何となくしっくりいかなかった。
施工後:土の部分も含め、全面をレンガ敷きにしてすっきりまとめる。
ノーメンテナンスも可能となる。
同じ鉢を置いてもかなり広く感じることができる。
特に砂利は、年々土の中に沈んでいきますし、砂利の間からも雑草は生え、とても抜きにくく、放置することになりかねません。
そこで砂利敷きに変えるときは、次の手順で行ってください。
1.スコップなどで雑草を抜き取る
2.ある程度で構わないので地面を平らにする
3.地面の上に透水シートを敷きつめる
4.砂利を3cmから5cmの厚さで被(かぶ)せる
5.砂利を均(なら)して完了
春一番の作業であれば、最初の雑草取りが省かれますので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
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