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庭の雪もほとんど消え、長かった冬から心躍る春にバトンタッチ。
片付けられていたお気に入りのベンチやチェアを出しながら、「今年はどんな庭にしようか」と思い描く方もいるでしょう。
「今年こそ庭でバーベキューをしたい」「風を感じながら読書をしたい」「子供の遊ぶ様子をのんびり眺めていたい」「多少の雨を気にせず庭でビールが飲みたい」など、一つくらいは当てはまると思います。
庭で快適に過ごすために重要なことは、
1.狭くてもいいので、まわりの視線を気にしなくてもいい空間をつくること
2.雨や直射日光がしのげる屋根があること
3.あまり目にしたくない物をきちんと収納するスペースがあること
です。
いずれか一つクリアするだけで、庭は快適な空間に様変わりします。
今回は、そんな快適な空間を作るための、大きめのアイテムをご紹介しましょう。
(例1)パーゴラ
パーゴラとは、一般に、屋根の代わりに何本かの桟木が組まれた藤棚風のものを言い、それにホップやクレマチスなどの植物を這(は)わせると、内部に木陰を作ることができます。
柱の本数によって正方形に囲ったり、横長にしたりと、空間の広さやデザイン、目的に合わせてさまざまな形を作ることができます。

【写真1:庭の中央に設置したスクエアパーゴラ】
四方を花で囲まれているので、パーゴラの中から見る庭の景観はとても美しい。
植物が這うと木陰ができ、ベンチを置くだけで庭のベストポジションになる。

【写真2:庭の隅に設置したコーナーパーゴラ】
道路からの視線を避けるなどの理由で、パーゴラを庭の奥に設置する場合は、隣地に背を向ける。

【写真3:バーベキュー炉のあるコーナーパーゴラ】
食事をする際、道路や隣家からの視線が気になるので、道路を背にし、目線を庭に向ける配置にすると、気分が落ち着く。

【写真4:フェンスと組み合わせたコーナーパーゴラ】
どうしても視界を遮りたい部分だけをフェンスにした場合、「目隠し」のイメージが強くなりすぎるので、パーゴラの一部となるように組んで、レストコーナー風にする。

【写真5:フェンスの一部としたシングルパーゴラ】
道路までの距離があまりないような細長い庭は、ある程度の高さの目隠しが必要になるが、圧倒感を軽減するため、植物を這わせる構造にすると、植物が目隠しの役目をしてくれる。
また、植物がない季節には、ポールを上に乗せて、洗濯物を干すこともできる。
(例2)ガゼボ(チボリ)
ガゼボとは、ギリシャ語で東屋(あずまや)の意味。
屋根があるので天気を気にせず、とても落ち着いた空間になります。
一般にチボリは、ガゼボのコンパクトなものを言います。

【写真6:ドイツ製チボリ】
雨や視線をきにせず、庭でゆっくりできると生活の幅が広がる。
チボリが庭のアクセントにもなり、食事やパソコン、読書をしたりと、理想的なスペースと言える。
(例3)木製キャビン
キャビンは物置としての用途だけではなく、ガーデンハウスとして、また、庭のアクセントとしても大変重宝します。
設置場所によっては、隣家からの目隠しにもなりますし、ある程度の大きさがあれば、趣味の部屋や子供の遊び場としても活用できます。
スチールの物置よりも、デザイン性に優れた木製のほうが見た目もずっと良いですし、温かみもあるので、ナチュラルガーデンにはぴったりです。

【写真7:ツートンに塗装したキャビン】
庭が角地のため、道路から視線を遮る役目を果たす。
デザインもよく、扉を開けるとレストスペースとしても使える広さを兼ね備えている。
(例4)カーポート
屋根があるので、車を停める意外にも、レストスペースとして使えれば一石二鳥です。
車を出してテーブルやベンチを置けば、バーベキューをしたり、庭で遊ぶ子供の日陰になったり、また、ご近所と雑談できるスペースにもなります。
カーポートは高価なため、駐車以外の利用価値があると嬉しい商品でしょう。

【写真8:デザイン性と頑丈さを重視したカーポート】
ブロック積みの柱は塗り壁仕上げにし、カーポート以上のデザインになる。
隣地側のフェンスは開閉できるので、閉めると雪が吹き込まず、開けると風と光が通って快適なレストスペースになる(写真参照)

【写真9:2台用の木製カーポートを道路側からみたイメージ】
カーポート内に枕木を敷いて、レストコーナーとしても使えるようにした。
奥には大きめの物置を入れて、自転車やタイヤなどを収納。

【写真10:写真9を庭側から見たイメージ】
木製なので、庭から見ても違和感がない。
庭の一部としてカーポートがレストスペースにもなる。
庭を「壁のないもう一つのリビング」として使うことができれば、日常生活にも新しい風が吹くはずです。
ぜひ、参考にして下さい。
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