インテリアプランナーとはなんの仕事なのでしょう?
インテリアプランナーとは、建築士とインテリアデザイナー、インテリアコーディネーターを掛け合わせたようなものだと思います。
つまり、お客様一人ひとりの生活や用途に応じたインテリア空間の提案、そのための建築設計、また予算計画までを取り仕切る幅広いお仕事なのです。
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私たちインテリアプランナーは、お客様が住宅に何を望み、どんな生活をおくりたいのかをはじめにつかむため、打ち合わせをします。
お客様からは、「建築という専門分野のため、好みはあっても漠然としていて、要望をうまく表現できない」という声をよく聞きますが、毎日の生活の流れや趣味、身近な御親戚やお友達のことなど、何でもよろしいので、雑談を交えてお話しください。
インテリアプランナーは、それらを整理し、優先順位をつけながら具体的に提案していきます。
機能や予算をクリアしながら、いかにオリジナルで素敵な空間を実現できるか。
それはまさに、お客様とインテリアプランナーが最初に行なうこの「共同作業」の結果にかかっているのです。
まずは、一日のなかで、みなさんが過ごす時間や場所をイメージしてみましょう。
【朝のダイニング】
朝は、家族それぞれ身支度をする忙しい時間ですが、食事は大切なコミュニケーションをとれる場ですので、ダイニングにキッチンとテーブルの性質を兼ね備えた造作カウンターを設置してはどうでしょうか。
テキパキと動く家族の動線(人が動作のために動くライン)をスムーズにするため、カウンターの周囲は、自由にまわれるようにします。
少し高めのテーブルカウンターとし、さっとスツール(背もたれのないイス)に腰をかけて朝食をとるスタイルです。
素材はポップでさわやかな色使いのタイルなど、暖か味のあるものがおすすめです。
実はこのヒント、トレンディードラマ(死語?)からいただきました。
ルームシェアしている登場人物達の部屋の真ん中にあるキッチンカウンターと、それを囲んでのストーリー展開。
とても印象的でした。
食事は、人と人がコミュニケーションを深めることのできる行為でもあり、この時のキッチンカウンターも、ストーリーに大事な役割を果たしていました。
これは実際の生活でもありますよね。
あなたの家族の朝には、どんなスタイルと空間が似合うでしょうか。

▲キッチンカウンター。右側は、 ミニシンク付き
【就寝前のひと時】
ベッドルームは、一日の疲れをとるための大切なスペースです。
寝るだけの部屋ではなく、より癒される空間にしてみましょう。
まず、内装は、落ち着いた色調にしましょう。
間接照明やスタンドで柔らかなあかりをとり、天井スピーカーからはヒーリングサウンド(癒し系の音楽)、そして、アロマオイルやお香をたきます。
まるでアジアンリゾートホテルのような雰囲気になります。
就寝スペースは、場所を決めた後、床を一段あげてマットレスを設置し、四方に天蓋(てんがい)ベッド風に飾り柱を組んで立て、そこからレース調のカーテンをさげます。
周囲の空間と仕切られ、より落ち着いたスペースになります。
隣接するドレッサースペースも、就寝スペースと雰囲気を合わせてみましょう。
ホテル風にモザイクタイルで仕上げた造作カウンターとし、前面には大きめのミラーを取り付ければ、高級感もぐっとアップします。
明日への活力を補うスペースを、少し贅沢(ぜいたく)にしてみるのもいいものです。

▲ベッドスペース&ドレッサースペース
【趣味の時間】
趣味がレコード収集の場合、レコードジャケットもインテリアの一部にして、視覚からもレコードを楽しんでみてはいかがでしょうか。
収納も兼ねたディスプレイ棚を造作するのです。
「収納は省スペースに効率よく」がベストですが、見せる収納も、ときには良い場合があります。

▲ホビールーム&ディスプレイ収納棚
コレクションしているものによって、見せ方も工夫できます。
アンティークのガラスの器は、光を通して見せるときれいです。
テーブルの内部に照明を仕込んだ光の天盤に、ガラス器を置き並べて収納すると、日常的にコレクションを楽しむことができます。
同じように、透明なガラスでリビングテーブルを作り、内部を本の収納スペースにしてしまうこともできます。
読書が趣味で、常に読みかけの本をそばに置いておきたい場合、これならあまり雑然と見えず、ひとつのデザインとして楽しめます。

▲光ボックステーブル&ガラスリビングテーブル
景気も厳しい昨今、以前は気軽に行けた外食や旅行も控えがち。
そんな時こそ、インドアライフスタイルを充実する時かもしれません。
広さや機能だけではなく、ちょっとしたインテリアデザインのアイディアで生活がより快適で楽しいものになれば、外でのストレスも解消できるはず。
自分や家族のライフスタイルをもう一度見つめ直して、オリジナルで素敵な住空間をインテリアプランナーと一緒にデザインしてはいかがでしょうか。
そんなわが家は、明日への元気をチャージしてくれる場所となるでしょう
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