
庭へのメンテナンスを軽くするためには、まず雑草がはびこりにくく、掃除をしやすい環境に整えることが大切です。
ここでは、植栽スペースを絞りこみ、グラウンドを資材によって上手に整える方法や庭の環境の整え方、植物の選び方についてご紹介します。

露地面が庭の大半をしめていると、その分雑草が生えやすく、乾燥すると土ぼこりも舞いやすくなるので、メンテナンスの手間がかかってしまいます。
そこで、植栽スペースを計画的に絞り込み、思い切ってグラウンド資材で庭を整備してみましょう。
ひと部屋ふやす感覚で、ウッドデッキやテラスを設ければ、アウトドアリビングとして活用できます。
また敷石やレンガの小道や飛び石を設けたり、砂利敷きにしたりすれば、歩きやすく清潔感もありお客様にも好印象でしょう。
整備する際は段差を少なくして、ステップはできるだけゆるやかにし、つまづきにくい環境に整えることがポイント。
資材を敷く前に、雑草防止シートを施しておけば、目地などからの雑草の繁殖が防げます。
資材は、家の外観にマッチするカラートーンや素材を選び、トータルコーディネートを心掛けたいもの。
レンガ+自然石、ウッド+砂利といったように異素材を組み合わせるとよりデザイン性が高まります。

庭の手入れがしやすい環境づくりについてご紹介しましょう。
植栽スペースは、奥行きを50から60cm前後にするのが理想。
雑草取りや、枯れた花や葉の処分をする時に手が届きやすいからです。
腰をかがめるのが億劫なようなら、レンガなどを積み上げて土を盛った花壇を作り、花壇の縁に腰掛けて手入れできるような環境をつくるとよいでしょう。
また、植物の水やりやグラウンドの掃除がしやすいような位置に立水栓をレイアウトすることもポイント。
毎日の水やりが面倒であれば、自動灌水機を導入するのもひとつの方法です。
タイマー式の自動灌水機なら決まった時間に水やりしてくれますし、旅行などで長期不在をする時などにも便利です。

地面を資材で埋めてしまうのは、人工的すぎる印象があるので、ある程度は緑量を保ちたい、と考えている方には、グラウンドカバープランツの利用がお勧めです。
名前の通り、地面を覆うようにして這い広がる植物のことをいいます。
芝生がいい例ですが、シバは芝刈りなどメンテナンスがかかるのも事実。
そこで、比較的管理の手間がかからない、多肉植物のセダムや、リュウノヒゲ、アジュガ、ヒメツルソバ、カキドウシなどを選ぶとよいでしょう。
地面を覆いつくし、グリーンのみずみずしい空間をキープしてくれます。

レンガ、自然石、ウッド素材など異素材をバランスよく組み合わせたアウトドアリビング。

人工木材のデッキ。
ウッド素材の質感を保ちながら、定期的に必要な防腐剤の塗装などのメンテナンスを省ける。

花壇を一段高くしてレイズドベッドにした例。
ベンチのように腰掛けて、腰に負担がかからず植物の手入れができる。

自動灌水機を導入すれば、毎日の水やりの手間を省ける。
旅行などで家を長くあけても安心。
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