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2009年05月 アーカイブ

2009年05月01日

コレクションに囲まれて

スキー場で有名な長野県・白馬。
ここで部屋数 4室だけの小さなホテルを営んでいます。
幹線道路から小道を入った小高い丘の上にあるその建物は、一見して普通の別荘風。
普通の家と変わらない。

「客室とバスルーム以外は、すべて私たちの生活空間でもあるんです。だから、家具も食器も業務用のものは何ひとつ置いてない。それどころか、自分たちが好きで集めてきたモノ、それも一番好きなモノをお客様の目に触れる場所に飾っています」

そもそも東京でテキスタイルデザイナーとして働いて、白馬に移り住むことになった背景には、「コレクションを活かす」という目的がありました。

「染色の仕事で京都へ行くたびに和食器を買ったりして、器や布や家具がアパートからあふれるくらいにたまっていました。グラフィックデザイナーだった省造さんも同じです。20代の半ばまでは仕事一筋でしたけど、突然"いい仕事をするにはいい生活をしなきゃあ"という哲学が芽生えて(笑)。2人で、コレクションを全部使ってしかも生活していけることって何だろう…と、そう考えてスタートしたのがペンションでした」

2軒目の宿泊施設となる現在の山荘は、その"いい生活"のお手本として、インテリア雑誌に紹介されることも多く、これから家を建てる家族が、建築家や工務店さんを伴って宿泊するケースもあります。
家づくりの準備にお金をかける 時代なのだな、と実感されているそうです。


キッチンの壁(上)と廊下の壁に飾った古い調理道具。
「実際に使われていた道具を飾るのが好き。ワイヤーは壁に映る影も美しいでしょ。


白馬を選んだ理由のひとつが雪の降る土地ということでした。

「私自身はスキーをしないのですが、雪が大好きで(笑)。雪があってこその四季だと思っていますしね。でも、寒冷地の家づくりにはいろいろ問題もありました。ひとつは暖房の問題。できればすべてを床暖房にしたかったのですが、古い家具や調度を置くとダメになるし、植物はすぐに枯れてしまいます。だから古い家具を置くと決めた場所には、最初から床暖房を抜いてあるんです。その分、パネルヒーターで補っています」

民家の古材を使いたいと考えていた、同じ雪国の新潟から民家3軒分を運んできました。
古材はリビングや客室の柱や梁に使われ、深い味わいを見せて家具や布を引き立てています。

部屋中に配された様々なコレクションの中でも、ひときわ存在感を放っているのが布類です。

「私は最初から何々用と決めて布を買うことはしないんです。洋服用でもインテリア用でも、柄が気に入ると多めに買ってきて、全部自分で縫って、ベッドカバーやテーブルクロスなどにします。部屋のインテリアを決める場合は、まず面積の一番大きい布、敷物やソファ掛けなどですね、その布を決めてから次にテーブルクロスなどの小さなものを決めていけば間違いないと思いますよ」

夫妻は、毎年4月に1ヵ月間、イギリスのフラットと呼ばれるアパートを借りて、アンティークショップや蚤の市を回ります。

「初めてイギリスへ行ったとき、普通のお宅のキッチンを写真に撮らせてもらおうとして驚きました。よけるものが何もないんです。日本の台所だとカラフルなプラスチック素材のものなどがあって、脇によけてから撮影したくなるでしょう? そういうものが何もなくて、木べら、土鍋、ホーロー…、使い込まれたものがそのまま全部絵になるの。ああ、古いものをちゃんと使って生活するのって素敵だなぁと思いました。それから、アンティークの台所道具や食器を次々に集めるようになりましたね」


お昼ごはんを食べることの多いダイニングルーム。
テーブルクロスはバリの布。
食器は和洋折衷の料理に合う山荘のオリジナルです。


唯一、尺貫法でつくられた和室。
テーブルの布はインドネシアのアンティーク。


コレクションというのは、いくら好みがはっきりしていても、年齢と共に趣味が変わっていくことも多いもの。

「私の場合も少しずつ変わってきています。そんなときには、強引にどこかに置こうとしないで、似合う場所が見つかるまで"とりあえずの棚"に置いておいて、じっくり場所探しをしてから移動するようにしていますね。まったく異質なものであれば、異空間を別につくることです」

モノたちが慎重に置き場所を与えられ、恭子さんの生活に溶け込んでいるからこそ、ギャラリーのように美しいのに温もりを感じる空間となっているのでしょう。
スキー板を積んできても滑らずにホテルでくつろぐお客さんが多い、というのもうなずけます。


ケーキ型とスコーンの冷やし網も壁飾りに。


床暖房で枯れてしまわないよう、室内の植物鉢にはすべてホルダーを使っています。


リビング、トイレ、バスルーム。
様々なところにイタズラっぽく存在する素材違いのヒトデコレクション。
「宇宙っぽい感じ」がお気に入り。


お2人の寝室に「異空間」として隔離されている、密かなコレクション「アンティークペンギンたち」。


リビング横のキッチンはカウンターで朝食をとったり、友人がきたときにコーヒーを飲みながらおしゃべりしたりするスペース。
ワイヤーや籐のバスケット、昔お菓子屋さんで実際に使われていたガラス瓶、色の美しいホーローなどが空間を楽しく飾ります。


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2009年05月07日

ティーパーティーでなごやかな午後のひとときを

ティーパーティーなんてしゃれたこと。

お客様をディナーに招待しようと思っても、 献立やセッティングは容易ではありません。
ティーパーティーなら、あなたの手作りの食べ物や、 自らおたてした紅茶が、おもてなしの心を充分に伝えてくれます。

イギリスでは、「ディナーはレストランで、ティーは自宅で」と言います。
食事は親しくなくても共にすることがありますが、紅茶は本当に招きたい人、親密な知人でないと自宅には呼ばないという意味です。
たかが紅茶ですが、なかなか深い思い入れがあります。


4?5人の小人数の場合は、着席したまま進めるテーブルセッティングをし、 それ以上の場合は、取り皿やティーフードを1つのテーブルにセットし、 自由に取れるようにビュッフェスタイルにする方が便利です。

テーブルセッティングの場合は、お客様の右側にケーキ用ナイフ、フォーク、ティーカップを置き、 取り皿を中央にティーナプキンを用意します。
ティーフードは一度に出さず、順次お出ししてもよいでしょう。
紅茶は最初ティーカップを自分の前に集め、1杯目はたててお客様に渡します。
その後はお客様の飲む進み具合によって注ぎましょう。

ビュッフェスタイルの場合は、お客様が部屋の中で動く動線をよく考え、スムーズな動きができる配置を決めます。
フードを置くテーブル、紅茶を入れる場所などです。
その場合、ティーフードに照明を当てたり、また日射しの入り具合に注意して、 料理が明るく見えるようにします。
またお客様が乗せたティーフードの皿やカップが置けるサイドテーブルもいくつか用意しておきます。


イギリス伝統のティーパーティーで用意する食べ物を、ティーフードといいます。
塩味なもの、焼菓子、そしてスイートの3種類が定番です。
塩味なものはフィンガー・サンドイッチと呼ぶ、薄切りの一口大の大きさに作ったものです。
代表的なものは、キュウリやズッキーニをはさんだキューカンバー、そしてスモークドサーモン、チェダーチーズのサンドイッチです。

焼菓子はスコンが代表で、これは焼きたてか、温めたスコンにクローテッド・クリームとジャムを乗せて食べます。
そして、最後にケーキやタルトなどのスイートを出します。
好きなだけ食べてかまいませんが、食べる順序が大切です。
必ず塩味なものから焼菓子、そして最後にスイートへと移ります。


【ナッツ・ミルクティー】
1人分(350cc)で、まず140ccの水を鍋に入れ、スリランカの茶葉をスプーンで2杯入れ、直火にかけます。
葉が開いたら牛乳を210cc入れて、一緒に煮込みます。
でき上がったらカップに注ぎホイップクリームを浮かべ、上からナッツスライスをます。
とても香ばしいミルクティーの出来上がりです。


パーティーでメインになる紅茶は、英国伝統のティー・ウィズ・ミルクです。
茶葉はフードに合わせ、ダージリンやアッサムを多くブレンドしたもの、スリランカのウバ、中国のキーマンなど、ミルクと相性のよいものを選びます。

まずティーポットに茶葉をスプーンで4杯入れ、沸かし立ての熱湯を1リットル注ぎます。
この時、汲み立ての新鮮な水を沸かすことが大切で、酸素をよく含んだ水だと茶葉が開きやすく、紅茶の味、香り、色が充分に抽出されます。
通常のティーポットは3人用なので約1リットルの紅茶が入り、7カップ分の紅茶を注ぐことができます。

重要なのは牛乳の質です。
これは低温殺菌(63℃から65℃、30分殺菌)で、クリームライン※のできるノンホモジナイズド(不均質)を使います。
この牛乳は異臭がなく、さっぱりとした食感を作り出し、ケーキやスコン、チーズなどの脂肪をすっきり流すのです。
牛乳は常温で使うため、カップを充分に温めておき、紅茶もカップに九分目まで注ぎます。
こうすることによって、ぬるい感がなく熱いミルクティーが飲めます。
牛乳を先に入れるか後から入れるかは、個人の自由です。
味や香りにあまり違いはありません。

心のこもった1杯の紅茶で、大勢の人を楽しませるティーパーティー。
この魅力を、あなたもぜひ確かめてみてください。

※クリームライン 乳脂肪が分離して、浮き上がってくる層のこと。
写真= 黒部 徹 AD= 縄田智子(L'espase) スタイリング= 卜部類子(TABLE GALLERY lnc.)
『紅茶・おいしさ発見』(磯淵猛・著/雄鶏社)より



【ティー・ウィズ・ミルク】
ショートブレッドととてもよく合います。

≪ティー・ウィズ・ミルクの作り方≫


ノンホモジナイズドミルクの場合、軽く振るか、別の容器に移し替えると、均一に。
クリームラインが少なくなっている時は、クリームを少し入れてもおいしくなります。


新鮮な水を沸かしたてで使います。
ポットの茶葉めがけて勢いよく注いでください。
1人前の湯量は350cc。


[ミルクを先に入れる場合]
まずミルクを20?30cc入れ、後から紅茶をカップ九分目まで注ぎます。
これを「ミルクインファースト」といいます。


[紅茶を先に入れる場合]
まず紅茶をカップに注いでおき、後から常温のミルクを20ccから30cc入れます。
これを「ミルクインアフター」といいます。


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2009年05月08日

ホームパーティーのテーブルを華やかに彩るワイン

ホームパーティーを楽しく演出してみては!

お友達を呼んでパーティを開くご家庭も多いはず。
今回は、ホームパーティでのワインの楽しみ方について、梅田悦生さんにお聞きしました。

ワインは他の酒と比較すると、多種多様であると同時に、演出効果が高い酒です。
ワイングラスの中に輝く麦わら色の白ワインやルビー色の赤ワインを片手に、陽気なおしゃべりも弾みます。


食前のワインは、はっきりとした風味をそなえ、爽やかで軽さをもっているものがよいでしょう。
辛口のシャンパンは、心地よい音とともに立ちのぼる泡のその軽やかさが魅力で、先にみえたお客さまが他の人を待つ間に出すのにも適しています。

気楽なホームパーティでは、あまり重厚なタイプは合いません。
白なら少し甘口のドイツワイン、赤ワインならタンニン(渋み)が少ないものがお勧めです。
量的には、3人に2本を考えれば十分ですが、余分に用意しておくと安心できるものです。
値段は、2千5百円くらいが適当です。(いつもは、セイコーマートで500円)
ワインはバラエティーに富んでいるので、タイプ、生産国、地域、生産者、ヴィンテージの組み合わせには限りがありません。
こうした話題で盛り上がるのも、楽しいものです。

なかにはアルコールに弱い人もいるかもしれないので、ソフトドリンクも忘れずに用意しておきましょう。


深みのある色を何色か使った、あたたかさと豊かさを感じるコーディネート。
テーブルクロスやランチョンマットなどのファブリックを重ねて、色のハーモニーを楽しみましょう。


≪ワインと家庭料理の相性のよい組み合わせ≫

魚料理には白ワイン、肉料理には赤ワインが基本です。
あっさりした食事には軽い白ワイン、重たい料理にはしっかりした赤ワインという基準で選んでもよいでしょう。
また、パスタにはイタリアワインというふうに、その地方のワインを合わせるとマッチします。


「白ワインは冷やして、赤ワインは室温で」とよくいわれますが、この場合の室温とはヨーロッパの石からできた家の中の温度のことです。
およそ18℃から20℃が室温の目安となります。
辛口の白ワインやロゼワインは6℃から10℃で、発泡酒はぐっと低めの4℃から5℃だとちょうどおいしく飲めます。
ワインを冷やすには、レストランでよく見る広口の花瓶のようなワインクーラーが便利です。
ワインクーラーがない場合は、冷蔵庫に白ワインは少なくとも2、3時間前から、赤ワインでも1時間前から冷蔵庫で冷やしてください。

コルクは、できれば飲む1時間ほど前に抜きましょう。
空気に触れることでアルコール分が酸素と化合し、ワイン独特の華やかな香りが立ち始めます。
赤ワインはタンニンが弱められ、味わいがまろやかになっていきます。


お客さまを迎えたら、まず歓迎用のウェルカム・ドリンクとして、シャンパンで乾杯をします。
そのときに、グラスをカチンと合わせるのはやめておきましょう。
上質なガラス製品なので、何度も合わせていたら、縁が欠けてしまうことがあります。グラスを目の高さに持ってゆき、相手と目を合わせ、その人の方へ軽く差し出す感じで、にっこりと微笑むとよいでしょう。

その後、白ワインを楽しみながらオードブルと魚料理を済ませ、肉料理へと進みます。
このとき、グラスには赤ワインを注ぎますが、ちょうどこの頃に先ほどの白ワインが美味しくなっています。
赤ワインを飲みはじめたら、白ワインはもう飲めない、ということはないので、気にせず白ワインも引き続き楽しんでください。


お正月には、親戚が集まって、おせち料理でお祝いすることも多いでしょう。
赤ワインと白ワインをそろえれば、「紅白」の新年らしい演出にもなります。
おせち料理に合うのは、少し甘めの白ワインです。
赤ワインはあまり合わないといわれていますが、そういった伝統的なおせち料理の中に、牛肉のごぼう巻きやローストビーフなど、赤ワインに合わせやすいメニューを取り入れておくと、おいしくいただけます。

このように、料理との相性は様々で、それもワインの面白さの1つといえます。
でも、あまりこだわらなくて大丈夫。
リラックスして、料理とワインとおしゃべりを楽しめば、パーティはきっと盛りあがることでしょう。


ワインクーラーに枝や実などの植物を飾るだけで、心和ませるおもてなしの演出に。


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2009年05月11日

木の家具がつくる和のモダン空間

古くより「木」を住まいに取り入れ、親しんできた日本人。
いま、若者を中心に卓袱台が人気を集めています。
日本伝統の「床座」の文化をもう1度見直し、古くて新しい和のスタイルを演出してみませんか?


日本の住まいはかつて、畳に卓袱台という「床座」のスタイルが主流でしたが、明治の近代化以降、居住空間が全面的に見直され、フローリングにテーブルといった西洋の生活様式へ移行していきました。
しかし、家のなかで靴を脱ぐという「沓脱ぎ」の習慣は、根強く生き続けました。
これは世界的にも珍しい生活文化ですが、日本は高温多湿な気候で、1日中靴を履いていると足がムレてしまうためなのです。
くつろぎたいときは、靴を脱いで初めてホッとできるという人も多いことでしょう。
初めのうちはソファに座っていたはずなのに、気が付くとソファを背もたれ代わりにして床に腰を下ろしていた、という経験はありませんか?
イスやソファに腰掛けるよりも、床に直接座った方がくつろいだ気分になれるのは、自然な感覚なのです。
そうした日本人の特性が、イスに座る「イス座」と、床に座る「床座」という2つの「座る」スタイルを取り入れた、現在の暮らしを築きあげたといえます。


【炉端テーブル】
格子のふたを開けると銅版の炉があり、鍋料理のセッティングなどに便利です。
また、自然のオブジェを飾れば、四季のうつろいを映したなごみの空間が生まれます。


かつての床座の暮らしは、日本人の水平の感覚を育みました。
床に座ると、人の目線は低くなり、視線は常に左右に移動します。
この目線をもとに、日本の住まいはつくられてきました。
一般に、西洋建築が垂直(タテ)のイメージなのに対し、日本建築や家具は水平(ヨコ)、あるいは直線を極めたデザインが中心になっています。
建材にヒノキやスギが多く使われてきたのも、それらがまっすぐに割れるためなのです。

和室に限らず、洋の空間にも「和」の演出をしたいときは、卓袱台などの木の家具がお勧め。
伝統の技や日本独自の美意識を生かしながら、洋室にも和室にも合うシンプルなデザインのものがたくさん登場しています。
座ったときの目線に合わせて低めにまとめれば、より「和」のコーディネートに近づきます。
そのとき、サイドボードの高さも卓袱台にそろえると、水平ラインが整理され、天井までの距離が広がり、空間が広く感じられます。


【座の書斎】
リビングの一角に設けた畳ユニットに、飾り棚と文机を置いて、書斎にするアイディア。
かつて、座して思考することが当たり前だった日本人の生活習慣の中から生まれた形です。
書き物に専念するとき、床一面に資料を広げることができます。
時にはイス座も楽しめる、自由なスタイル。
床に座る人とイスに座る人の視線の高さをそろえることが大切です。 


若者の間で卓袱台が人気なのは、1人暮らしの狭い部屋を少しでも広く使いたいというニーズに適っているためかもしれません。
ダイニングセットやソファなどの西洋の家具は、使う目的が明確なので、空間の使い道が限定されてしまいます。
それに対し、卓袱台は使わないときに折りたたんで仕舞え、空間を目的に合わせて自在に変化させることができるのです。
日本の住まいとって、空間というのは何の性質も持たない、空っぽなものであることが基本。
道具を持ち込むことによって初めて、部屋の用途・機能が決まるのです。
卓袱台を置けば茶の間に、布団を敷けば寝室に、来客時には客間になり、フレキシブルに使えます。
ときには華道など、和の趣味を楽しむ部屋にするのもよいでしょう。

また、季節ごとに暖簾や座布団カバーを交換したり、節句人形を飾ったりするだけで、部屋の雰囲気をガラリと変えることができます。
サイドボードの上を床の間に見立てて、香炉や生花を置くのもよいでしょう。
こうした日本的な季節感を大切にする美意識を生かす「しつらい」は、洋室にも応用できます。


【卓袱台】
「円」という形は基本的に「上座」をつくりません。
和気あいあいとしたくつろぎ空間を演出するための和のエッセンスです。
大正時代から戦後に至るまで、日本の住文化において「一家団らん」を象徴する家具であり続けました。
たたんで仕舞うことができ、限られた空間を有効的に使えるのが特長。
脚付きの座椅子を使えば、足が疲れません。


【畳ベッド】
畳の肌触りや通気性の良さを生かしたベッド。
和室がなくても、イグサの香りに安らぎながら、眠ることができます。
ベッドサイドのテーブルは、収納ボックスとして重宝するほか、座布団を置くことでイスにもなり、上蓋を外せばトレーとして使うこともできます。


合理的で機能的な「洋」の現代デザインと、沓脱ぎと床座に根ざした「和」の暮らし――
この2つの調和から生まれる、新しい日本のスタイルに、ぜひ挑戦してみてください。


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2009年05月13日

新感覚で使う畳のインテリア

住まいの洋風化が進み、床材はフローリングやカーペットが主流ですが、畳が今、インテリアのひとつとして見直されています。
今回は、新しい感覚で使われ始めた畳についてご紹介します。


靴を脱ぐ床座の生活習慣は、日本独特の文化です。
それを支えてきた畳は、日本の伝統的な和の空間を構成する素材としての代表格。
家づくりの際、畳選びは他の建材の後回しにされがちですが、これほど日常的に私達の肌に触れるものはありません。
湿気の多い日本の気候風土や、素足で生活する日本の生活文化にぴったりです。

畳は、基本的に稲ワラの畳床、イグサの畳表、縁で構成されています。
イグサとワラは弾力があり、空気を多く含んでいるため、断熱性・調湿性・吸音性・安全性に優れているほか、二酸化窒素ガスを吸着して空気をきれいにする、健康的な床材です。
最近はカビやダニを防ぐ「ひば畳」や「備長炭入り畳」、無染土・無着色の「健康畳」なども開発されています。

また、畳表のイグサの香りにはアロマテラピー効果があり、私達に安らぎを与えてくれます。


【置き畳】
市松文様を織り込み、斬新な色彩でアレンジした、カーペット感覚のインテリア畳。
半畳ごとに取り外しができ、女性でも軽々と持ち運べ、押入れにもラクに収納できます。


【置き畳】
洋風空間の一角に設けた畳コーナー。
用途に合わせて、自由にレイアウトできるのが魅力です。


板張りの洋風リビングで、たまには寝転びたくなることはありませんか?
そんなときは、持ち運びができる座布団のような「置き畳」で、小さな畳コーナーをつくりましょう。
積み上げたり広げたりと、半畳大の畳を、自由にレイアウトできます。

また、それよりも少し高さのある「高床式の置き畳」を並べたり、ダイニングテーブルに合わせて畳ベンチを造り付けることで、茶の間のような畳コーナーがつくれます。

畳のほどよいクッション性が、板張りの堅いイメージを和らげ、気分をホッとさせてくれます。


【畳ベンチ】
テーブルにイスという洋の要素に畳をプラスした、和洋折衷の一品。
ベンチの下を収納スペースとして活用すれば、さらに便利です。


畳の縁は、畳を引き締め、アクセントになるデザイン性を備えています。
無地のものと柄を織り込んだものの2タイプあり、その種類は2万種類。
パステルカラーなど、洋風のインテリアに合いそうなものもそろっています。

縁のある畳は、縁が畳床を固定するため、日焼けや傷みが目立ってきたら裏返して使うことができ、丈夫で経済的です。

一方、縁のない畳は、部屋を実際よりも広く感じさせ、開放感を与えます。
ただし、縁がないと傷みやすく、裏返して使うことができないため、耐久性に欠けます。
その点では、畳表に“七島イ”という丈夫なイグサを使用している「琉球畳」をお勧めしますが、価格が普通の畳の倍以上もする高級品です。


【琉球畳】
市松文様に敷くのが流行。
モダンな空間演出をする際によく採用されています。


縁なし畳の素材のひとつに、倉敷周辺の工芸品「花ござ」があります。
イグサを色染めにし、色々な模様を織り込んだ高級品で、昔は夏用のカーペットに利用されていました。
昔ながらの伝統的な市松文様やカスリなどの小さな幾何学文様には目を見はるようなモダンな感覚のものがあります。

【花ござの文様の例】

インテリアとして、人にやさしい素材として、その優れた特長を守りながら、進化している畳。自由な発想で取りいれ、新しいくつろぎのスタイルを楽しみましょう。

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2009年05月15日

インテリアでおもてなし

インテリアでおもてなし

自宅のインテリアを素敵(すてき)に演出することができたら、人を招きたくなりませんか?
おもてなしはお茶や料理というのが普通ですが、「空間でもおもてなしする」と招かれたお客さんが持つ印象が大きく左右されるのではないでしょうか。
素敵(すてき)なインテリアに囲まれて、おいしい料理を楽しめれば、お客さんはきっと喜び、人間関係も深まるでしょう。

住まいづくりの中で、ダイニングルームにお客さんを何人招きたいか、そのためにどれだけのスペースを確保するか、そしてどんな雰囲気にするかを考えることはとても楽しいものです。
部屋の内装仕上げだけでなくカーテンや照明、ダイニングテーブルやチェアなどトータルでインテリアを考えましょう。
ダイニングルームは汚れやすい部分ですから、キレイに保てるような素材選びも重要ですね。


ダイニングの前に、玄関はお客さんが最初に目にするインテリアです。
ここをどんな空間にするかで、その家の印象や住人の印象が決まることもありますから、軽視するわけにはいきません。
画像は玄関ドアをあけた正面の壁に調湿消臭効果のあるタイルを使用し清潔感を出した例です。
両脇にはクローゼットとシューズルームを備え、靴などを片づけてスッキリした空間で、来客をもてなすことができます。

海外の映画やドラマを見ていると、広いリビングやゲストルームが出てきます。
日本では、なかなか実現が難しいものですが、できる範囲で挑戦してみていただきたいと思います。

リビングのいすやソファを選ぶとき、「これが大臣のいすか」などと言うように、いすは人の地位の象徴でもあります。
やはりゲストにはそれなりのいすを提供したいものですよね。
招かれた立場になって考えてみても、良いいすを用意してくれていると気分が良く、もてなされている気にもなるものです。
また、友人や恋人など、カジュアルな付き合いをしている人を招いた場合、2人用のソファがあればそこに座る2人の関係はきっと親密になるでしょう。
1つのソファに座って一緒に映画でも見ると、2人で映画の世界に入り込んだかかのような気分を感じられるでしょう。

そして、照明や香りなどもインテリア要素としての効果が大きいです。
照明でしたら部屋の隅、そして床に近いところにアンバー系(琥珀色)の置き型のランプを数カ所用意して、天井の照明は使用しない。
これだけでリラックスした気分になれるでしょう。
緊張感が欲しい空間には色温度の高い(白系統)照明を用意し、比較的明るくすることでシャキッとした雰囲気を演出しやすくなります。

 

 

香りについて言うと、さまざまなアロマオイルなどが市販されていますし、アロマの効果が解説された書籍も安易に入手できると思います。
私は脳科学の専門家ではありませんが「嗅覚(きゅうかく)は大脳辺縁系の海馬に届く」と考えられており、つまり、香りの記憶は直感的に脳に記憶されるようです。
私自身も嗅覚と記憶が直結していることを強く感じますし、多くの方が同感されることでしょう。
ですから、インテリアとしての香りの演出は、その部屋の住人のイメージを作ることに強く影響します。
甘い香りでリラックスした雰囲気を演出したり、高揚感をねらったり、スパイシーな香りでエキゾチックな雰囲気を作るなどいろいろ楽しめるでしょう。

ただ、香りのイメージとインテリアのイメージがアンバランスになるのはやはり好ましくないですし、頻繁に部屋の香りを変化させるのも考え物です。
こうしたことに注意して、香りの演出を考えましょう。
香りが自分のイメージに合うかどうか、人はどんな印象を受けるかなどを考えること自体が「おもてなしの心」なのかもしれません。

私たちの暮らす日本、特に都市部は住宅価格がとても高価ですから、インテリアをオマケ的に考えてしまいがちです。
もちろん「耐震性能はいらないから見栄えの良いインテリア」なんてことは無いのですがインテリアが人に与える影響はとても大きなものです。
専門家の力も利用して、すてきなインテリアをつくり豊かな暮らしを手に入れていただきたいと思います。

それに、自分が生活するインテリアを意識することでライフスタイルが変わるかもしれません。
洋服を選ぶときには自分に似合うかどうかや、自分らしいかどうかなど考えながら選ぶと思います。
同じようにインテリアも自分らしさが表現されるかどうかや、自分に似合うインテリアかどうかを考えてみましょう。
自分らしい空間で生活していくことで、自分らしいライフスタイルが表現されてくるものと思います。
また、本当に気に入ったモノしか買わなくなると無駄な買い物がなくなり、「本当に必要か」「将来ゴミにならないか」など考えてから行動するようになるのではないでしょうか。


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2009年05月16日

ぐっすり眠るための快適な環境づくり

人間は大脳に頼って生きています。
その大脳を、「創り、育て、守り、修復し、活発にすること」が睡眠の役割です。
ストレスの多い現代社会を元気に生き抜くために、今回は良質な眠りを手にいれる秘訣を紹介します。


人間は、入眠するとすぐにノンレム睡眠(深い眠り)に入り、脳を休息させます。
深い眠りは、体温が下がっていく過程で得られるため、途中にレム睡眠(浅い眠り)を入れて体温を上げ、ノンレム睡眠で体温を下げるといったサイクルを繰り返します。
特に寝始めの時間に汗をかき、それによって体の深部体温を下げて深い眠りを得ます。
この段階をスムーズに行えると、翌日の目覚めが気持ちよくなります。

このように、上質な眠りには睡眠中の発汗が大きく影響するため、寝具を選ぶ際には保温性・吸湿性・放湿性のよさが求められます。
また、ベッドのマットレスは、寝姿勢を正しく保つ*三層構造のものを選びましょう。

掛けふとんには、「羽毛」がお勧め。
空気を多量に含んでいるので軽く、保温力にも優れています。
また、体にフィットしやすいため、寝返りを打っても寝床内の暖かい空気を逃さず、冷気の侵入も防ぎます。

吸湿性のよい寝具を押入れに入れ放しにしておくと性能が下がるので、日干しなどで乾燥を心がけてください(羽毛ふとんは陰干し)。

*最上層が柔らかい素材、中間層が寝姿勢を正しく保つ素材、最下層が振動などの衝撃を吸収する素材の三層から成る構造。


朝の光で自然に目覚めたい場合、カーテンは完全に遮光する厚手のものではなく、レースなど薄いものがお勧めです。


あまり広くない部屋にベッドを置くなら、収納付きのタイプが便利。
引き出しに寝巻きや快眠グッズを入れたり、読みかけの本を入れたりと活用できます。


【枕】

肩の筋肉と首の頸椎に負担がかからないよう正しく支え、快眠をサポートします。

●理想的な高さ
ここでいう高さとは、枕に頭部をのせた実質的な高さのこと。
図のように顔面 の仰角を約5度に保つのが理想的です。
A:後頭部の高さ。1.5cmから4cm。
B:頸椎の深さ。2.5cmから6cm。

●望ましい性能
・吸湿発散性のよいもの。
・通気性・放熱性のよいもの。
・詰物の偏りが少ないもの。
・適度に硬い詰物で頭部をしっかり支え、理想的な高さを保つ支持性を備えたもの。
・抗菌・防臭・防ダニ加工を施したもの。


寝室の考え方として、光・音・香り・温度と湿度・色彩 の5つのポイントがあります。
これらは、感覚的・精神的な要素に左右される部分なので、絶対的なものではありませんが、基本としてぜひ覚えておきましょう。

(1)光
寝室には、気持ちをリラックスさせる暖色系の弱い明かりがお勧め。
就寝時は真っ暗にするのが1番ですが、それだと不安だという場合は、光を30ルクス(月明かり)以下におさえましょう。
睡眠に支障もなく、夜トイレに行く時につまずくこともありません。

(2)音
心地よい音楽は、脳をリラックスさせて眠りを誘います。
クラシックで有効なのは、穏やかで優しい曲。
例えば、モーツァルト『ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466 ロマンス』、ショパン『ピアノ協奏曲第1番ホ短調op.11 ロマンス』などがお勧めです。
また、川の流れや波音など自然界の単調な音も心地よく、これらのCDを聴いた場合、平均9分程度入眠が早まったという研究報告もあります。

(3)香り
基本的に無臭がベストですが、香りによって気持ちが落ち着く人もいます。
アロマキャンドルやポプリなど、香りを楽しむグッズは色々あるので、自分の好きな落ち着ける香りを選びましょう。

(4)温度・湿度
室内の温度は、夏が25℃、冬が15℃で、湿度は50%前後、睡眠中の寝床内の温度(寝床内気候)は33℃前後がよいとされています。
私達は普段、寝返りを打つなどして、寝床内気候を無意識に調整しています。

(5)色彩
寝室のベースカラー(床、壁、天井などの色)にはベージュ系が最適。床?壁?天井の順に色を明るくすると、空間に広がりが出ます。
アクセントカラー(カーテン、ふとんカバーなどの色)には青や緑などの寒色系が向いています。

【ベッドVSふとん】
ベッドもふとんも一長一短。
住スペース・ライフスタイル・嗜好に合わせて自分に合うものを選んでください。

●ベッドのよさ
・ふとんの上げ下げがいらない(押入れ不要)。
・デイベッドとしてソファ代わりになる。
・床のホコリやダニの影響が少ない。
・温度や湿度の影響が少ない(床の冷えが伝わらない)。
・一段高いため、気分的にゆとり感がある。
・自分に適したクッション性を選べる(寝姿勢が正しくなる)。

●ふとんのよさ
・片付ければ、部屋を広く多目的に使える(寝室不要)。
・敷くスペースさえあれば、どの部屋でも使える。
・重厚感がなく、移動も手軽にできる。
・再利用でき、廃棄するものが少ない。
・床に落ちる心配がなく、安定感・安心感がある。
・畳と敷きふとんによる適度な硬さが心地よい。


忙しい日々のなか、睡眠時間を充分にとれない人も多いはず。
だからこそ、眠りの質を少しでも上げて、心身の健康を保ちましょう。

健康維持のための快適な睡眠環境と次代の生活空間を創造し、豊かな暮らしを提案する(株)フランスベッド内に開設。
寝床内の環境、床ずれ、いびき、不眠症、睡眠時無呼吸症候群などにも研究の幅を広げ、健康な生活のための快眠はいかにあるべきか、医学的な睡眠の科学を追究している。


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2009年05月18日

夏の住まいを涼しく彩るスダレのインテリア

昔から、日本の夏に涼をもたらしてきたスダレ。
天然素材から生まれた優しさはそのままに、時代に合わせて今もなお、進化し続けています。
日本が誇る伝統的なこのインテリアを、改めて見直してみませんか?


スダレは「御簾」とも呼ばれ、古くは宮中の調度品として使われるものでしたが、次第に「暑さをしのぐための必需品」として一般にも広がりをみせました。

かつての日本家屋は軒が深く、その先にスダレをかけることで、広範囲の日陰ができました。
日陰の部分と外側との間に生じる気温差によって空気の流れをつくり、室内に涼しい風を送り込むというわけです。

最近は縁側のないお宅もありますが、窓の外側に掛けて日よけとして使えば、冷房効率を上げ、省エネにつながります。

障子の代わりに吊り下げた、スダレのシェード。
日よけや通風の効果だけでなく、庭と一体化した美しい眺めも魅力的です。


また、スダレは巻き上げや取り外しが簡単にできるため、部屋の「仕切り」や「目隠し」として利用されてきました。
明治に入ってからは、用途に合わせた「お座敷スダレ」や「夏障子」といった、スダレの技術を応用した新しいインテリアが開発されました。

最近では、窓装飾として「ロールブラインド」や「シェード」、「パーティション」などにも加工されています。
いずれも、竹や蒲、葭などの天然素材の魅力や、スダレが持つ通気性などが活かされています。
なかには御簾をモチーフに、周りを有職文様の織物で縁どった優美なものもあり、おもてなしの空間に華を添えます。

パーティションにぴったりな、天然木のスダレ。
空間を新感覚の“和”のイメージに演出します。


天然素材から成るスダレの特徴として、「伸縮しやすい」「カビやすい」などが挙げられます。
湿度が高いと、生地に使われているヒゴ・スラット・編糸が膨張して持ち上がるため、丈が縮んだ状態になるのです。
逆に乾燥すると、収縮して伸びるといった現象がみられます。
ホコリが付いた場合は、ハタキなどで払い落とし、決して水拭きはしないでください。

雨のかかりやすい縁側や窓際で使う場合は、カビに気をつけましょう。
もし発生したら、ブラシで払い落とし、風通しのよい場所で3日から7日間陰干しを。
防カビスプレーをあてるのも効果的です。


この夏はぜひ、スダレで住まいに涼をとり入れ、どこか懐かしくも新しい「和」のインテリアに挑戦してみてください。


天然竹のスダレ。
格子のパターンがモダンな趣で、様々なシーンに馴染みます。
開口部に用いるだけでなく、間仕切りとしても使え、スダレで空間を演出する楽しさが広がります。
竹は強靭で弾力性のある性質。
古くから日本人の生活空間によく馴染み、機能的にも装飾的にも幅広く用いられてきました。



スダレの持つ機能性を現代風にアレンジした、ロールブラインド。
光を透す木目柄の美しさが、和・洋どちらの空間にもやさしく馴染みます。


日本の伝統的な「和風スダレ」をベースに、木と糸が織りなす華麗な「木製スダレ」、天然木そのままの木目を表現した「ブラインド」や「シェード」など、あらゆる商品を、業界では類を見ない規模で成功させている。
取扱い商品はすべて室内向け。


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2009年05月20日

オストトーヨー住器の取扱い商品は家1棟分のトータルコーディネートが可能な幅広さです。

オストトーヨー住器の取扱い商品は家1棟分のトータルコーディネートが可能な幅広さです。

1棟分の品揃えが可能なオストならば、住宅全体に調和の取れたトータルコーディネートが可能です。
打合せ窓口も商品知識豊富なセールス1人だけ。
何人もの担当者との打合せに手間と時間を取られるといったお客様の「目に見えないコスト」を削減します。

そんなオストトーヨー住器はトステムTFCとして信頼と安心をご提供。

新築・増改・リフォーム・エクステリア・カーポート・物置・修理・修繕・玄関風除・窓・サッシ・玄関・キッチン・バスルーム・木材・すべての商品をまるごと販売!
だからこそ安心をご提供できるのです。


商品例

住宅サッシ関連

住宅用サッシ 住宅用サッシ
【住宅用サッシ】

玄関ドア
【玄関ドア】

玄関引戸
【玄関引戸】


エクステリア関連

バルコニー
【バルコニー】

テラスまわり
【テラスまわり】

カーポート
【カーポート】

門まわり
【門まわり】


インテリア(室内建具)関連

洋風室内建具
【洋風室内建具】

壁面収納
【壁面収納】

和風室内建具
【和風室内建具】

玄関まわり
【玄関まわり】


住宅設備機器関連

バスルーム
【バスルーム】

システムキッチン
【システムキッチン】

トイレまわり
【トイレまわり】

洗面化粧台
【洗面化粧台】


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2009年05月22日

からだになじむ素材

からだになじむ素材

前回の話で予算が150万浮いたら…という話をしましたが、今回は具体的に例を挙げていきます。

毎年厳しい冬を迎える北海道では、自然素材は室内で使う方が無難と考えられます。
なかには、外壁に珪藻土(けいそうど)を用いると凍害などによりひび割れが起こり、大掛かりなメンテナンスが必要となる場合が往々にしてあります。
北海道で外壁に利用しづらいのは、そういった理由があるためです。
では、室内で使える自然素材はどういうものが挙げられるでしょうか。

珪藻土(けいそうど)、木、石、コルクなどいくつかあります。
皆さんは自然素材について、どのようなイメージを持っているでしょうか。
まず、「健康に良さそう」「エコロジー」「良いのはわかるが値段が高い」「掃除しにくく扱いづらい」「メンテナンスが難しい」「傷がつきやすい」などでしょうか。


壁:珪藻土、家族の手形


天井:ヒバ
壁:珪藻土、鉄
柱:籐巻き


棚:タモ集成材
鏡上下:珪藻土


ここでは、床材について取り上げたいと思います。
意外に簡単にインテリア空間の印象が豊かになります。
建具や壁を自然素材に替えるよりもインパクトが大きいかもしれません。

フローリングは無垢(むく)の木にしてみてはいかがでしょうか。
気になる予算は35坪で約30万円(通常フロアからの差額分)というところでしょうか。
パイン材、杉材、カバ材、ナラ材、など樹種によっても金額はかなり変わってきますが、150万円の余裕がありますのでここで予算を使ってもちょっと安心です。

床は何といっても、一番からだに触れるところなのです。
靴を脱ぐ生活の日本ですから家にいる間は足の裏で常に触れています。
赤ちゃんが這い這いするときも、子供がおもちゃを広げて遊んでいるときも、からだ中で触れているのです。
無垢の木の良いところは、手触り、足触りがいいのはもちろんのこと、ほんのりと木の香りが漂うところではないでしょうか。
五感で気持ちの良さを感じることが出来ます。

一般の合板フロアも趣向を凝らしたものはたくさんあります。
なかには銘木(めいぼく)を薄くスライスして合板と接着したものがあります。
これは見た目にも木目の表情が豊かです。
また、何層にもコーティングされた表面の硬いフロアもあります。
これはキャスター付きのイスで繰り返し動かしても傷が付きにくくなっているのです。
ただし、表面とは違ってこれらの中身はあくまで合板ですのでいったん傷が付くと中の基材がむき出しになり、かなり目立ってしまいます。
ピカピカのコーティングされた表面というのは少々の傷でも目立ってしまうものです。
自然素材である無垢の木のフローリングもまた子供が遊んでいるときや、物を落としたときも傷は簡単に付きます。
合板に比べ変形しやすく、汚れやすくもあります。
ただし、この無垢の木の特徴として、実はちょっとした傷であれば元に戻ります。
蒸しタオルをあてるのです。
それに紙やすりでこすって植物性のワックスを塗っておけば問題ありません。
面白いと思いませんか。
また、傷が深くて戻らなくても無垢ですと意外と目立ちません。
合板と違い床を平らにいくら削っても無垢の木そのものですから。


床:ナラ無垢


床:カバ無垢


家族が生活して出来た傷、それは「思い出の傷」。
それがいい感じの“あじ”となってそれぞれの家を形作っていくでしょう。

素材そのものの経年変化を楽しむことにより、家自体に愛着を持てるようになるものです。
現代の住宅には手を掛ける必要のない材料があふれています。
人々が求めてきた便利さが、“手を掛ける良さ”から遠ざけてきたのではないでしょうか。


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2009年05月25日

サウンドもインテリアの大事な要素

サウンドもインテリアの大事な要素


すてきなカフェで聞こえてくる音楽は、そこにいる人の気分に大きく影響します。
コーヒーやケーキなどの味さえも左右するかもしれません。
音楽は、聴く人に優雅な気分を味合わせたり、高揚感を感じさせたりとさまざまな効果がありますが、そもそも「音」というのは環境をつくる重要な要素と言えます。
コーヒーの香りばかりでなく、コーヒーカップとスプーン・ソーサーが触れるときの音などが、カフェの雰囲気を演出しているかもしれません。
日常生活でも、床を歩く人の足音も床材が石の時と木製の時とでは違ってきますし、空間の大きさや壁の材質、天井の形状などによって、落ち着いた音だったり、うるさく耳障りになるなど響きが変化してきます。
音が全く響かない特殊な部屋に入ったことはありますか?
そんな部屋はなんだか気持ち悪く感じますし、逆に音がよく反射する部屋だと人の声が聞き取りにくく不快に感じます。
音によってそこにいる人が心地よいとか心地悪いというように感じ方が大きく変わるということは、いかに「音」が、「インテリア」の要素としての影響が大きいか、ということを示しているでしょう。


 


「音」と言えば、テレビやステレオなど娯楽には付き物ですね。
最近は自宅にホームシアターを設ける人が増えてきています。
リフォームをそのきっかけとすれば、タイミングとしてはとても良いと思います。
例えば、最近流行りの薄型の大画面型テレビを壁に据え付けたい場合には、テレビの重量にみあった壁面の補強が必要な場合が多いでしょう。
ホームシアターには複数のサラウンドスピーカーを設置しますが、配線が目障りになりがちです。
それぞれのスピーカーまでの配線を壁内部や天井裏で行うことで、室内をスッキリさせることができます。
ワイヤレスの機器が増えてきて配線の量は減らせるようになってきたようですが、まだまだ配線というのは厄介なものですよね。
もちろん、照明計画や家具の選定、配置までをトータルにプランニングすることで、ホームシアターも空間としてまとまりのあるものにすることができます。

私も映画や海外ドラマが大好きですし、良い音で音楽を聴くのも好きですからホームシアターが欲しいものです。

次に、これは「サウンド」というより「ノイズ」に関する話ですが、社会人が住宅にいる時間のうち、占める割合が最も大きいのは寝ている時間ではないでしょうか。
仕事や家事などさまざまなことで忙しい現代人は、睡眠時間を削ってでもしなければならないこともあるのでしょうが、やはり睡眠は大事ですよね。
私も含め、寝るときは静かな状態で眠りたいと思う人は多いでしょう。
そのために、寝室の内装材に工夫するのはいかがでしょうか。
床にはカーペットや毛足の長いラグマットなど吸音効果のあるものを敷くことで室内の音の響きを抑えることができます。
眠るときには普段気にならないほどの小さな音でも耳に障ってしまいがちですから、注意して計画するとよいでしょう。
そして、外を通る自動車の騒音などはシャットアウトしたいものです。


逆に、インテリアへ積極的に取り入れたいと思う音もあります。
例えば、目の前に公園があるケースなら、子供達が遊んでいる声が聴こえます。
これにも個人差があるのでしょうが、懐かしく感じたり、どこか心地よいものです。
また、季節を感じさせる虫の鳴き声なんかも取り入れたい音でしょう。
こんな話を聞いたことがあります。
日本人は虫の鳴き声に季節感や情緒、または時間、空間などいろいろなものから、「風情」を感じ取ります。
ところが、欧米人は同じ虫の鳴き声を聞いても、「ノイズ」つまり騒音としか感じないようです。
脳波測定の実験を行うと、日本人は心地よく感じているのに対して、欧米人は不快に感じているという結果が得られたそうです。
しかも欧米人に限ったことではなく、他の諸外国でも同じで、日本人だけが特別なのだそうです。
みなさん感じていることかと思いますが、私たち日本人は世界一繊細で世界一感受性豊かな人種だと思います。
そんな繊細な私たち日本人が暮らす空間なのですから、もっと豊かな暮らしができるよう、「インテリア」の世界でもやるべきことはたくさんあるでしょう。


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2009年05月27日

これからの収納は、自分らしく、使いやすく、そして美しい。

1.ポケットの中の夢

「家具や建具、照明器具やカーテンは一緒に考えてくれますよね?」
「もちろんですよ」。

私の答えが終わらないうちに、不安そうだったお客さまの表情が満面の笑みに変わりました。
住宅を手にしたいと考えている人たちは、ポケットにたっぷりと夢を忍ばせています。
住宅設計のプロである建築家は、その夢をポケットから取り出して、現実の敷地の上に置いて見せるのが仕事。
まずは、どんどん夢を語ってもらいます。
生活のすべてのシーンに目配りできることが理想です。
庭作りや冷蔵庫や洗濯機などの家電、時計や壁にかける絵画のセレクトなどの相談にも乗ります。
これは「相談されれば考えます」ということですよ。
私の趣味を押し付けるものではありません。



居間で遊ぶ子供たちをイメージした初期のスケッチ


完成後、ロフト階段で遊ぶ。


2.夢をあきらめない

「えっ、そんなに費用がかかるんですか?」。

夢の住宅の見積もり額を聞いたクライアントはしばしばすとんきょうな声をあげます。
私は「ええ、まあ」と何か悪いことでもしたかのように声が小さくなってしまいますが、あきらめてはいけません。
これからが本番です。

「あきらめないでください」。

そこから始まります。
夢のコストは無限、しかし予算は限られています。
特に、若いご家族の場合は厳しい予算で夢にチャレンジすることが多くあります。
建主のおしりを押し上げる役目なのだと思います。
その結果、独力では届かない到達点に届くことが可能になればいいのです。
北海道の一番の特徴は、自然が豊かなところです。
このことは、住んでいる私たち誰もがよく知っているものですが、実は日ごろは意識していないことでもあります。
建築に限っていえば、土地も広く安いし、資材も身近に豊富にある。
寒冷地の技術だって蓄積されていますから、ここで住宅を手に入れるという「夢」が実現しないはずがありません。


夕陽を眺めるエントランス棟屋上テラスは、ご主人の夢。
お子様達と並んで星を見ながら語らう。


家族が集うアイランドキッチンは、奥様の夢。


3.サイコーにちょうどいい夢。

北海道開拓の村(札幌市厚別区)を散策すると、明治・大正時代の建築物に触れることができます。
なんとかわいらしく、すてきな建築なのかと思います。
スケールのちょうどよさ、材料のちょうどよさに感激してしまうのです。
今、「ちょうどよさ」にこだわってみたらよいのかもしれません。
私たちの住宅は、少し大きすぎる。
もしも可能であれば、縮小コピーをかけて90%ぐらいにするときっとちょうどよいと思います。

アイヌ住居を研究している友人は「柱の間隔が、ちょうど両手を広げたぐらいの寸法。これがちょうどいいスケールなんだよ」と話していました。
北海道の先人には、ちょうどいい住宅のスケールの歴史があるということです。
いつのまにか大きいことがいいことになり、高価な材料を使用することが目的になってしまったような風潮を自戒してもいます。
できるだけ地元産つまり北海道の素材を使用しています。
無垢材フローリングなどで、長さや色がふぞろいで少し節目があるといった理由でハネられたものがあります。
肌触りなどの触感、強度や含水率などの物理性能は通常品と同じですが、比較的安い値段で地元の市場に出回ります。
うまく利用しさえすれば厳しい予算を乗り越える切り札となる、ちょうどよい素材です。
北海道には、夢を実現する「サイコーにちょうどいい」文化があるのです。


住宅を3つに分割し、再構成した。
30坪強には見えない開放感がある。
これも、ちょうどいいスケールだ。


仕上はすべて天然素材にこだわる。
壁はバタ?ミルクペイント。
床は北海道産ナラ材フローリング。
B級品だが無垢材のホンモノ 。
ただし、ソープアンドワックス仕上げとしている。
地元だから手に入るちょうどいい素材である。


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2009年05月29日

マイホームと一緒に、「エクステリア」についてもっと考えてみませんか?

マイホームと一緒に、「エクステリア」についてもっと考えてみませんか?

一口に「エクステリア」と言っても、とても広範囲です。
 
庭をはじめ、玄関廻りや駐車スペース、さらには普段あまり行くことのないデッドスペースなど、建物以外の屋外空間全てを指します。
 
理想の家を購入したあとに、ふっと気付く窓の外の景色や道路からの家廻りの景観。
 
レースのカーテンを思い切り開けたいのに外からの視線が気になる、視界に入れたくない物が視界に入ってしまう、お客様を迎える玄関を塞ぐ場所にしか車を停められない、子供の自転車がいつも片付かない、庭に出る階段が妙に低い、なぜか敷地を横断される、散水栓が花壇から遠すぎる、雪捨て場がない・・など、想像以上に不満や不便を感じることが多くありませんか?
 
さらに家をリフォームしたら庭と家とのバランスや使い勝手が悪くなったり、家族の車が増えて駐車スペースが足りなくなったなど、今までは問題なかったことでも環境の変化に伴って新たに起こる問題点もあります。

家の中と同様に、家の外も住む人の動線や視界を考え、数年先を見越したプラン作りが理想です。
 
エクステリアは必要な部分から少しずつ作れますし、全てをプロに任せるのではなく、家族で楽しみながら完成させる部分があると、自然と会話や絆ができ、何よりも愛着がわきます。
 
エクステリアは「ゆとりの空間」です。これから数回にわたって失敗しないエクステリアのヒントをご提案できればと思います。

まず初回は、「庭」についての提案です。


庭は、憩いの場であり、屋根のない「もう一つのリビング」です。
 
子供が小さい場合は安全性を優先しますと芝生が理想的ですし、施工費も高くありません。
 
「芝は手入れが大変で」という声をよく聞きます。
その通り、一番大変なのが芝です。
芝を駄目にしてしまう最も多い原因は水不足です。
一般に芝は1m2当たり1分間の散水が必要です。
一般の家庭でおおよそ20m2の芝が標準ですが、20分間蛇口を開けっ放しするということは、お風呂の浴槽1杯分です。
今年のように雨が少ないと散水も頻繁にしなければ枯れてしまいます。
シャワーでさっと散水するだけでは蒸発してしまい、土まで染み込んでいきません。
散水のポイントは西日が沈んでからたっぷりと満遍なくすることです。
 
もう一つの原因は肥料不足です。
元来、芝は強い植物ですが、肥料が不足しますと雑草が生えてきます。
年に数回、肥料を与えて下さい。
そして、芝刈りも忘れずに。
芝が伸びすぎますと下のほうに日が当たらず、又、短く刈り過ぎるのもいけません。
 
このように、芝を管理するには大変な労力と思った以上のお金がかかります。
そこで、子供が大きくなった頃に、芝をやめてレンガ敷きや石張りに変えることをお勧めします。
 
m2単価は芝に比べますと高いですが、管理費が掛からなくなり、精神的にも楽になります。
 
庭に芝を張る時は、芝をやめたあとの形や広さも考えると無駄がありません。


[芝生をレンガ敷きに変えるとテーブルなどを置くレストコーナーになる]


レストスペースとは、テーブルやベンチを置ける平らな部分です。
バーベキューをしたり、子供がボールで遊んだり、日曜大工の場所としてなど、庭の中心となるスペースです。
 
レンガや石、枕木など、汚れても気にならず、庭に溶け込む自然素材が理想です。
ウッドデッキも数年に一度の塗装メンエナンスを怠らなければ、まさにもう一つのリビングになります。
 
そこで一番重要なのは、広さです。少し広すぎると感じるくらい思い切ってみましょう。
壁がない分、広い空間の中でこじんまりと集まるよりも大きめのテーブルが置けるスペースがあると部屋の中では感じられない開放感と心地よさを得られます。
 
4人家族の場合、平均的な広さとなる6畳を目安にレイアウトしてみて下さい。
特にウッドデッキの場合、地面との高低差があるので、狭すぎると洗濯物を干すだけの場所になってしまいます。


[3畳大のテラスを倍以上に広げたことで庭で過ごす時間が増えた上、雑草取りの手間が減った]

さらに、庭は冬の間は雪捨て場にもなります。
雪捨て場として活用する場合は、ウッドデッキですと地面より少し高いため、雪が積もったときにすぐに窓が雪で塞がれてしまいますので、レンガ敷きなどのように地面とフラットにするのが理想です。
段差がなければ、小さな子供やお年寄りでも気軽に庭で過ごせます。


花や樹木を植えたり、家庭菜園をしたりなど、植栽スペースは自然と触れ合う貴重な場です。
 
日当たりや部屋からの眺めを考えることも大切ですが、樹木の植え方次第では道路からの視界を何気なく遮断できますし、屋根の雪が落ちてくる所には背丈の高くなる宿根草(しゅっこんそう)を植えると木の枝が折れるなどの心配も不要です。
 
道路沿いは、野菜よりも香りのあるハーブが良いでしょう。
万が一、犬がオシッコをしていたとしたらと思うと、野菜は道路より少し奥まった所が安心ですよね。
 
又、季節ごとに咲く花を毎年植え替えるのは時間と費用がとても掛かりますので、一年草はアクセント程度にして宿根草を中心にレイアウトすれば、華やかさはあまりありませんが、小花がどこかここかに咲いている風景も素敵です。
小花は咲き終わっても花柄積みをしなくても気になりません。
葉の色を変えてグリーンだけで作る花壇もお勧めです。


[背丈の異なる宿根草で花壇をレイアウト。アクセントで鉢植を置く]

庭に植える樹木は、できるだけ株立ち(かぶだち)を選びましょう。
1本立ちですと上にばかり枝が茂って、目線には太い幹しか入りません。
細い幹が地面から数本出ている株立ちなら、何気ない目隠しにもなります。


[株立ちのヤマボウシ。1本で雑木林のミニチュアのイメージに]


ちょっとした工夫で庭にアクセントを付けてみましょう。
それがオブジェにもなり、庭という空間をさらに楽しむパーツになってくれます。


[アイアン製の金具と木目調のポールの物干し]


[テラコッタのウサギは隠れている様に置くと一つのシーンができる]


[あえて見せるように吊るしたホース。使い勝手も抜群]


[全てモルタルを使わず積み重ねただけのバーベキュー炉やスモーカー。移動もでき、冬もこのままで崩れない]


以上のことを失敗せずに楽しみながら作っていくには、まずはプランを考えてみましょう。
住宅を購入した際に手にする図面の中にある敷地配置図をコピーして、大まかなエリアを囲っていきます。
 
次にエリアごとに理想的な形を書き込んで、それを持って庭に出ます。
 
地面に棒などでラインを実際に描いてみますと広さや動線が分かります。
素材を選ぶのはその後です。
 
花を買う時も、まずは図面上の植栽スペースに1ポットずつの大きさを描いてみて下さい。
そうすると必要な数が分かります。
 
楽しみながらご家族みんなでプランニングしてみませんか?


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