
手すりはお年寄りのため、段差をなくすのは車いすのため、そればかりではありません。
小さな子供や、足元の見えづらい妊婦さんにも有効です。
また、働き盛りの年代でも、腰痛や膝痛に悩んでいる方もいます。
どんな状況の人にもできるだけ使いやすく、というコンセプトが「ユニバーサルデザイン」です。
この考え方に基づいたリフォームのポイントをご紹介します。

古くなった、使いづらい、家族構成の変化、病気やけがで生活スタイルが変わった等、リフォームのきっかけは様々です。
特に思いがけない病気やけがの場合は、あわてて着工してしまいがちですが、
「それは失敗の原因ですね。」

「リフォームを考える時には、今どうしたいのかという現在の目線と、半年後、2年後、5年後にはどうなっているだろうという、長期的な目線が必要です。家は私たちが一番長く過ごす場所で、一番永く使う道具とも言えます。その長い時間をいかに快適に過ごすかを考えて計画を練ることが大切です。」
子供の成長、自身の身体能力の低下、両親の介護などは誰にでもおとずれるものです。
数年後の自分やご家族の生活をイメージしながら、計画を立てるということが大切です。
「例えば、計画時期が夏だとすると、風通しとか湿気、西日対策などの話ばかりで、脱衣所の冬の寒さのことが、すっぽり抜けていたりします。同じように、現在お元気だと、自分の老いについてもイメージしにくいのかもしれません。でも、長く快適に住み続けたいなら介護も視野に入れるべきだと思います。加齢でできなくなったことを前向きに捉え、自分の中で納得することも大切です。自分はまだまだ大丈夫と思っても、ずっと若い頃のままではいられませんから。」
加齢による変化は、ある日突然おこるのではなく、少しずつ低下するので本人も家族も気づきにくいものです。
いざという時にあわてないためにも、どんなリフォームが自分たちに合っているのか、家族全員で話し合っておくことが大切です。

ユニバーサルデザインに基づいた家族みんなに快適なリフォーム

実際のリフォームで、一番考慮すべきポイントは、「高さと距離=位置」だと矢作さんは言います。
例えば、
ベッドから手を伸ばして物を取ることができる距離、トイレ内の操作ボタンの位置、ペーパーホルダーの高さ、お風呂や廊下の手すりの位置、などです。
また、ベッドからトイレなどに移動する動線も距離に含まれます。
「色々な物の位置は、子供か大人か、あるいは障害の有無などにより個々異なりますが、家の中には、そこで暮らす人が触った痕跡が、壁や家具などに必ず残っています。それは無意識にそこで身体を支えているということで、そこに手すりなどの補助が必要だとわかります。私がリフォームを提案する時は、そういう場所にテープを貼って説明するようにしています。一番納得していただけますよ。」
ご家族にとって必要な場所に必要なものを設置するのが、まさにUDリフォームです。
弊社へのお問い合わせ、お見積のご依頼はこちらからどうぞ。
お問い合わせ、お見積