
明治中期くらいになると西洋文化が少しずつ浸透し、住宅改良の論議も動き出しました。
街や都市は西欧から建築技術を導入した建築物が建設され、貴族や富豪は徐々に欧米化に進み、洋間・応接室を取り入れました。
日本住宅と洋風住宅を比較して欠点を見出し、徐々に洋風住宅を取り入れるより、和風と洋風のスタイルを合わせ持った住宅が建設され始めました。
そういえば”欧米化”はこの当時の流行言葉なのでしょうか?
衣類も洋風スタイルに変わり、生活スタイルも変化してきました。
しかし、この段階での欧米化はお金持ちに限定されていたのではないでしょうか。

大正に入ると、関東大震災により東京は壊滅的な打撃をうけました。
政府は財団法人を設立し、不燃化を進める目的として、18年間にわたり鉄筋コンクリート造りの賃貸住宅や分譲住宅・アパートなどを建設しました。
これが近代的な集合住宅の先駆けとなりました。
中流階級に公募をかけ、最新設備を設けた集合住宅のモデルコミュニティを完成させて、洋風住宅をアピールしました。

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