住まいの遮音性能を高めるには、音の性質や侵入経路に合わせて防音・遮音することが大切です。
ポイントとなる設備・建材選びについて考えてみましょう。
◆ 騒音はどこからやってくる
住まいの騒音には「空気音」と「固体音」の2種類があり、伝わり方によってそれぞれ侵入経路と遮音方法が違ってきます。
「空気音」は、空気の振動で伝わってくる音のことで、人の話し声・飛行機のジェット音・車の走行音などです。
サッシのすき間・屋根・壁・気密性の低いドアから侵入する風の音(空気)などは、住居が年数により消耗することで発生する場合もあります。
気密性を高めることも大事ですが、室内の換気にも配慮して工事することも必要だと思います。
「固体音」は、ものを伝わってくる音のことで、電車や車の振動音・飛び跳ねたりモノを落とす衝撃音・住まいの水周りの排水音などで、地面・壁・床の構造で排水管から伝わり、音が大きく聞こえる場合もあります。
対策としては、建物自体の強化や床・壁の取替えで防音効果を高めることが出来ます。
◆ サッシで変わる音環境
外からの騒音対策の決め手はやはり「窓」です。
サッシの遮音性能はガラスの厚さと気密性によって決まりますので、外の騒音が高い場合は複層ガラスや内窓で対策して、外からの騒音策にしましょう。
もちろん、住居からの騒音も外に漏れないし、寒さ対策にもなると思います。
また、意外と気になるのが雨の音。
壁にあたったり、屋根から落ちてきたり…一度気になると眠れないものです。
心地よい音に変えて気楽に考える場合もありますが、やはり寝室は防音性の高い部屋づくりが必要と感じます。
◆ ドアの防音対策
家族同士でも生活騒音は気になるものです。
子供部屋・寝室・トイレ・お風呂…
深夜のバスタイムやトイレの排水音も気になることがあります。
室内のドアも古くなるとすき間が増えますので、リフォームなどで対策してはいかがでしょうか?
ドアの取り付けは大きな工事ではありませんので、1日で終わる場合が多いです。
部屋の雰囲気も変わりますし、防音対策にもなります。
新築の場合も、予算の都合でドアを低予算に済ませる方がいらっしゃいますが、後から後悔する場合もあります。
音の要はしっかりしたものを用意したほうが無難と思います。
◆ 高気密・高断熱
以前に紹介しました「高断熱住宅」や「気密性」についてですが、ただ住宅の気密性を高めても問題があります。
住宅のメーカーとよく相談し、快適な住宅をづくりを実現させてください。
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