« 掃除でエクササイズ? | メイン | 自分らしいスタイルを作る »

住いの湿気と環境

*調湿機能を考える

住いには必然的に湿気が発生します。

例えば、食事や酸素の摂取によって産出された熱エネルギーが体外に放熱されることによって、人の体温は一定に保たれています。

放熱は約70%程度が輻射・伝導・対流で、残りの30%は汗などの水分として蒸発しています。

しかし、空調により温度変化が少ないと、体温調節機能に影響がでてきます。
代謝や生理的機能が低下して、現代人は人体に影響が出てきています。

室内環境は、住人の健康を促進し住いの安心を提供するものです。
決して健康を害する住宅を生み出してはいけないです。

湿気というと、住宅や体内に悪いというイメージがあるかも知れません。
しかし何事もちょうど良い環境が一番。
湿気も大切な役割をもっていますので、調湿機能は大切です。

北海道の冬は結露が多く発生します。

結露は壁内や床下など、空気の移動でカビを発生させ、木材を腐らせてしまいます。

以前、新築3年目で床下にキノコが大量発生した事例があります。
また床下が腐って崩れた報告もあります。

これは、断熱住宅と湿気(結露など)の関係が原因のひとつです。

住宅が密閉され、湿気が外に排出されない状況が原因です。

寒いから高断熱が良いと考えますが、密閉することが高断熱という訳ではありません。
やはり住宅も息が出来るように環境を整えたほうが良いです。

住宅資材も息をしているんですよ。
換気機能が発達している現代住宅は、住いと健康を意識した結果だと思います。

昔の蔵は、知恵を結集させた空間です。

住宅を選ぶ際には、内側も大切です。
現代住宅の外観に惑わされず、、じっくり考えて選んでください。

*室内で発生する湿気

住宅内で発生する湿度はたくさんあります。

炊事、石油・ガスなどの直接暖房、人体から出るもの、洗濯・洗物・入浴などから湿気は出てきます。
これらの水蒸気は、換気や窓ガラスなどで冷やされ凝縮して水分となります。

壁・天井・床などに入り込み、結露となり、室内の湿気となって外気に放出されます。

住宅資材も、調湿機能が優れている資材と、そうではない資材との差が住宅内の湿気に影響する結果になります。
室内の環境で必要なのは、自然な室内環境を作り出すことが大切だと感じます。

*内装壁の仕上げ

室内の温湿度の変動に伴い、どのように水分を壁の内部に伝えていくのか。
結露が壁の耐久性に与える影響を考える上で重要な課題になります。

室温が上がると室内側の水蒸気量は上がりますが、その上がり方は合板が大きいです。

これは室内の湿度が高い場合、壁を通して裏側に湿気が回りこみ、水分を壁の内側で吸収できなかったためです。

間仕切り下地に吸収性の高いものを使えば、居住環境で壁の内側に問題となるようなことは少なくなると思います。

壁内部の水蒸気を止めれば、結露を防げます。
水蒸気が動きやすい外周壁の状況作ることが、基本的考えになります。

戸建ての場合、換気や空間の作り方が悪いと空気の動きが生まれず、一箇所に湿度がたまり腐らせる原因になります。

現在の住宅の多くは、住いの健康を意識した住宅が増えています。
しかし100%ではありませんので、やはり買主がご自宅の設備を認識し、瑕疵がないかを判断しなくてはいけないのではないでしょうか。


弊社へのお問い合わせ、お見積のご依頼はこちらからどうぞ。
  お問い合わせ、お見積

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.osttfc.co.jp/blog/mt-tb.cgi/178

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

くるりんポイ ブログパーツ

About

2007年12月25日 17:51に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「掃除でエクササイズ?」です。

次の投稿は「自分らしいスタイルを作る」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.34